コロナウィルスの影響は、山口県にまでやってきました。

活動自粛、生活制限など、さまざまな人の心にダメージを与え、終わりの見えない苦しい毎日が続きました。特に、養護施設内のお子さん達も楽しくない状況が続いていました。

 

そこでこの状況をただ耐えるのではなく、この状況下だからこそ出来る、楽しいイベントを企画してほしい。児童養護施設理事長の言葉に、１人のオタク保育士が立ち上がりました。

オリジナル美少女キャラクターを作って町おこしを行い、山口県に活気を取り戻そうと考えたのです。

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最初は単に、自分の好きなキャラクターを作るぐらいにしか考えていませんでしたが、この企画に賛同した方々から、「収益を児童養護施設に寄附するのはどうですか」とアドバイスをいただき、

萌えによる福祉貢献という斬新なアイディアが生まれました。

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コロナ禍をのりきり、その上で楽しむこの企画を、独立して行う私的団体「萌春寺・コロナの妖精プロジェクト」が誕生したのです。